アートは芸術家だけのものではありません。 絵画は額縁の中に収めて壁に飾っておくだけのものではありません。 アートは私たちの日常生活に溶け込む存在なのです。 人間がそれとコンタクトすることで心が揺さぶられる存在、それがアートです。 上手い下手ではなく、人間の心に衝撃を与える存在、それがアルタナティブアートです。 アルタナティブアートを生活の中に取り入れることで人生が豊かになります。 きれいなもの、カッコイイものだけがアートではありません。 私はアートを狭い枠の中に押し込むのではなく、万人の手の中に置きたいのです。 その意味ではアルタナティブアートはアート2.0といえます。 私の描くアートは、きれいではなく不格好かもしれません。 しかしそれがあなたの心を打つのならば、それはアートだといえます。 自然の風景は美しく映え、大自然の中にいると人間は心と身体が癒されます。 自然を美しいと感じられるのは人間の心だけです。 自然界の風景とアートの間には、このような共通性が見いだされます。 自然界が織り成す風景はなぜ美しく萌えるのか考えたことがあるでしょうか。 リアルな自然の美をアートで表現することはできません。 自然の風景を写真や映像に切り取ってしまうと、 自然美のリアリティは失われてしまいます。 写真や映像や絵画に写し取った自然の風景は、もはや自然ではなくなるからです。 だから自然美を体感するには、その空間に身を置いて身体で直に感じるしかないのです。 私は自然美に匹敵するアートを自己の手で描き出せないか考えました。 自然の風景を紙の上に描写してもリアルな自然美に敵うはずがありません。 自然界の写しではなくて、自然界そのものを描き出してはどうかと考えたのです。 それがアルタナティブアートと呼ぶものの所以です。 アルタナティブアートは自然界の対象と対応していないため、 作品に名前を付けることは容易ではありません。 そのため鑑賞者はそのようなアートを理解することは困難となります。 それならば、なぜアルタナティブアートを描くのかと疑問を呈されるかもしれません。 答えは明確です。 アルタナティブアートは理解するアートではなく、見て感じるアートだからです。 それも意識で感じ取るアートです。 アートを描いたクリエイターの意識に鑑賞者の意識が呼応することで、 鑑賞者の心が揺さぶられるのです。 アルタナティブアートは対象を表現するアートではなく、画家自身を表現しています。 このことからアルタナティブアートは画家のidentityと深く関わっているといえます。 それ故にアルタナティブアートをidentity drawingとも呼んでいます。 アルタナティブアートクリエイター 書籍「地球の描き方 絵画と地球のただならぬ関係」著者
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