妖怪いそまるコレクションNo.1 ミイラ

彼は生き返った。 妖怪として、再び戻ってきた。 生前は地位も名誉もそこそこだった。 毎日が充実していた。 なのにほんの些細な出来事により この世を去ってしまった。 そして今再び蘇り 彼は１つの復讐を果たそうとしている。 そう あいつに。 だが彼は寄り道をする。 復讐の前に、とある大きな建物に立ち寄る。 実は馴染みのある建物なのだ。 彼はその建物の前に立ち止まると 左目から涙を流した。 彼は嬉し涙を流したのだ。 そしてまた走り出す。 彼は走って走って、ついにあいつをみつけた。 ビアガーデンで楽しく酒を飲んでる姿だった。怒りが沸く。 一直線にあいつに向かい、客をなぎはらい、テーブルや椅子も吹っ飛ばし ビアガーデンのバイトのおねーさんのお尻をソフトタッチしながら、 そしてあいつの目の前に来た。 叫んだ。 怒りで叫んだ。 あいつは何が起きたかわからない顔をしていた。 彼は右の拳を振りかざそうとした時 先にあいつのビンタがヒットした。 彼は倒れ、薄れゆく意識の中 あいつがこう言った。 「まさかミイラになって復讐してくるとは、でも君には感謝してるんだ。今の仕事で大金もちになったのは君のおかげだよ、しかも今では有名鳥さ！」 あいつは高笑いしていた。 最後に妖怪の彼は 「また生き返って、必ず復讐してやるんだから！」 と、ちょっとおねぇキャラを出して、再び絶命する。 その後、あいつは自分の家族や親戚などに伝えた。 「今後次の世代、そのまた次の世代と、いつまた彼が復讐に来るかわからないから油断せず、日々を過ごすように！」と 何か聞きたい事はあるかと、みんなに問いかける。 すると親戚の子供みたいな大人が、質問した。 「その妖怪の名前は？」 白いあいつがこう答える。 　　　　　「チャーリーイソマル」と、、、