喫茶いそまる　#-11

彼は銀座で買い物を済まし、カフェを探していた。 横走りしながら探していると、古く味のある喫茶店をみつけた。しかも名前が喫茶いそまる☕️ 彼は何かに吸い寄せられるかのように横走りで中に入る。 ドアを開けると、カランカラン♪とどこか懐かしい音をくちずさむと、マスターがコップを磨いていた。 客はカウンターに1人少し太った中年の男性が座っている。 とりあえずアメリカン☕️をたのみ、カウンターに座る。 コーヒーを飲んでいるふりをしながら、ふと つぶやく。「彼女がほしいなぁ〜」 それを聴いた中年の鳥が話しかけてきた。 「すいません、今少しお時間ありますか？」 彼は渋々話を聞く。 中年はテレビ関係の仕事をしていて、是非出演して欲しい番組があるからでないか？と 興味本位で承諾したが内容は聞かされず、日時と場所を指定されてその日は中年と別れた。 そして当日、指定された場所に行くと、みたこともないピンク色のワゴン車が止まっていた。 ピンクのワゴン車に文字が書いてある。 とりのりと、、、。