フレーフレーアフロちゃん

その日の朝、ひよこちゃんがあくびをしながらキッチンへ行きました。 いつもなら｢おはよう｣と笑顔のアフロちゃんが居るのに、今日は居ません。 するとうしろから小さな声で ｢おはよう。ひよこちゃん…。｣ アフロちゃんがソファーで寝込んでいました。 ｢たいへん！どうしたの！？お熱！？どうしよう！？｣ ひよこちゃんはソファーの周りをバタバタと走り回って大慌て。 ｢大丈夫大丈夫。｣ 走るひよこちゃんをとめてアフロちゃんは柔らかく笑いました。 でもつらそうです。 ｢アフロちゃん、ベッドで寝よう。｣ 小さな体でアフロちゃんを支えながらベッドへ連れていきました。 ｢ありがとう。｣ アフロちゃんはベッドに入るとふぅと一息。 ひよこちゃんはアフロちゃんの体の熱さになぜだか泣きたくなりました。 ｢さっきね、お医者さんに電話したの。もうじき来るわ。大丈夫よ。｣ アフロちゃんは続けて ｢お話ししよう。ひよこちゃん｣ と言いました。 ｢うん、でも待ってて。｣ ひよこちゃんは部屋から出ると、アフロちゃんの似顔絵やお気に入りのぬいぐるみ、大切なお花の冠を持ってきてアフロちゃんに渡しました。 ｢嬉しいなぁ、ありがとう。そうだ、元気の出る曲を一曲お願いできる？｣ アフロちゃんは笑いました。 ひよこちゃんは得意のラッパをプー！と吹きました。 ｢上手だね。｣ アフロちゃんがパチパチと拍手を送ると、ひよこちゃんは少し安心しました。 ひよこちゃんはお医者さんが来るまでずっとそばに居ました。 袋とじではMP4でプレゼントさせていただきます🎁 よろしくお願いいたします🐤