Sea Grand Duke "G A Sirene" -海公"ギース・A・セイリーン"- #44

Sea Grand Duke "Geese Aleyude Sirene" 中立を保つ海中の国、セイリーン公国の大公。 14歳の時に大公となって以降、天才的な統治能力でセイリーン公国を発展、安定した維持を続けている。 古きを大切にする一方で新しい物や珍しい物に強い興味をもち、有用と判断したものは即、政治に取り入れてきた。 彼の功績は多岐にわたるが、特に軍事強化に力を入れた。 騎士団長エルハンスの進言によりエルーカ皇国を追放された錬金魔術師エヴァンダーの一行を保護し、錬金魔術を使った攻撃手段のバリエーションを増やしたこと。 「ブルーチェイサー」と「シュレー」の効果的な配置と連携に手を入れ、通常時の防衛力を向上させたこと。 羊皮紙に描かれた”青い焔を纏う”使役獣を活用することで情報を操り、他国の牽制と自国の発展につなげたこと。 このように、おおよそ経験の浅い若者とは思えないほどの柔軟さ、決断力、思慮深さを併せもった人物であるため、年齢についての疑惑も水面下ではあるようだが、それについて言及しようとする者はいない。