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彼の名は「マクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ」 第49576273849回 全宇宙生命永続協会会議にて 「人類は地球はおろか宇宙の害となる恐れがある。即刻※滅ぼすべきだ。」 と決定され、戦闘特化生命体の1人である彼が地球に派遣された。 到着後すぐに地球人を滅ぼし、宇宙に帰る予定であったが、1人の老婆との出会いが彼の予定を狂わせる。 小腹がすいたマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ。人類を滅ぼす前に空腹を満たす為民家に侵入。 そこに居たのはほとんどの視力を失った老婆”梅”(89)。物音に気づき 「誰だい?おにぎり食べるかい?」 マクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバは言われるがままにおにぎりを食べ、その美味さに感動し目頭が熱くなる。 「味噌汁も飲むかい?」 梅は続けてあたたかいMiso soupをマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバの前にそっと置く。 味噌汁をズズッと口に含むマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ。熱くなった目頭から涙が溢れ出し一言。 「なんじゃぁこりゃぁ?」 優しい顔でにっこりと微笑んで手を振っている老婆に、軽く会釈をし家を出るマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ。 数メートル歩いたところで立ち止まり、ふと考える。 「見ず知らずの僕にこんな美味しいものをご馳走してくれる人類は、はたして本当に宇宙の害となり得るのか?調査が足りないのではないか?」 彼の疑問は止まらない。曲がったことが大嫌いで有名なマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ。 全宇宙生命永続協会に連絡をし、自らの手での追加調査を嘆願し、承認を得る。 人類に紛れ込み調査をはじめるマクゥトゥ・レ・マトゥ・ウンダバ。 果たして人類は生き残ることができるのか? Save or Destroy?(救うか破壊か) ※滅ぼすと言っても全宇宙生命永続協会では一切の殺生は禁止されているので、 地球の全人口を東京ドーム4つ分の大きなひとつの飴ちゃんにして数億年単位で保管することになる。
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