はじめまして、写真家として活動しています ひなた です。 「なぜ写真を撮るのですか？」と聞かれるとあなたはどう答えますか？ ・そのときに感動した大切な思い出を残すため ・かわいい子どもの成長を記録として残すため ・撮影の技術を磨いてどんどん上手くなるため などなど、写真を撮る”目的はひとそれぞれ”です。 美しいもの、かわいいもの、美味しいもの、珍しいもの、面白いものに出会ったときにシャッターボタンを押します。しかし、それらの素晴らしい写真たちがスマホやパソコンの中で見返したりすることなく、眠ったままにはなっていないでしょうか。 今ではＳＮＳに写真をアップして、気軽に仲間と共有して楽しむことができるようになっています。写真が持っている『誰かに何かを伝えることができる力』を発揮しやすくなってきたとも言えます。写真を通して何かを伝えようとすると、必ず第三者の存在を忘れてはなりません。 写真家の中井精也さんが写真集の中でこう書いています。 『もし世界に僕ひとりだけになったら、きっと僕は写真なんて撮らないだろう』 このきれいな風景を大切なあのひとにも見てもらいたい。今のあなたの可愛い笑顔を１０年後のあなたに見てもらいたい。写真を撮ることは、それを誰かに見てもらい何か伝えることで完結するものだと思っています。 わたしは、この写真はどんなひとが見てくれるのだろうかといつもワクワクしながら撮っています。 たった１枚の写真が、見たひとの心を響かせて、きっとそのひとの中で何かが変わるそんなメッセージを持った写真を目指してこれからも撮り続けていきたいと思います。 2023/02/02 ひなた