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僕にとって薔薇はとても特別な存在。 今はわからないけど一昔前の男は見栄っ張りで僕もその見栄っ張りの1人だった。 君の卒業式に100本の薔薇の花束を贈ると約束したね。 『本当に?嬉しい』って君はとても喜んでいたね。 でも小僧の僕には中々の金額。二十歳で定職にもつかずその日暮らしのような僕はバイトを頑張ったんだよ。 でもやっぱりクズはクズでお金を増やそうとパチスロで負けてしまい結局一本の薔薇を持って卒業式の終わった君を迎えに行ったね。 君はきっと友達に言ってたよね。 『100本の薔薇を持って彼氏が迎えに来てくれるんだ』って 怒るより恥ずかしかったよね 100本が1本だもんね 君のプライドだろう、絶対に泣くもんかって涙をこらえていたよね。 君は一切僕を責めずに 『ありがとう』 って僕に抱きついてくれたね。 僕は自分が恥ずかしくて君が許してくれるなら君を一生守っていこうと決意した瞬間だったんだ。 君はそのあともずっと僕の側にいてくれたね。 結婚式の時、薔薇に囲まれた君は本当に綺麗だったなぁ~ この時の笑顔での涙は忘れてないよ。 でも青い薔薇はまだ開発されたばかりで市場には出回っていなかったからちょっと残念だったね。 でもその後で市場に出始めた青い薔薇は君の好きな花になったんだよね。 僕は一年に一度、青い薔薇を買う ちゃんと届いているのかな? 薔薇と青い薔薇は僕に取っても特別な花になったよ。
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