妖怪いそまるコレクション　No.6 アマビエ

アマビエにはどうしてもやめられない事がある。 ゲームセンターにハマりまくり、そしてそこでお金を使うのではなく、逆に荒稼ぎしてるのである。 毎朝開店前のゲーセンにこっそり侵入。 事務所でいちゃついてるバカップルのバイト達に気づかれない様に、息を止めてバレないようにこっそりダッシュする。 ※ちなみにバカップルは文鳥のオスとメス。 そしてUFOキャッチャーコーナーに向かい、 大きいぬいぐるみの詰め合わせのUFOキャッチャーに侵入する。 そう。 そのぬいぐるみの中に紛れる。 アマビエの見た目は綺麗なので、お客さん達はアマビエを良く狙う。 取られまいとあがき、大金を使わせて その売上金をネコババする。 それがアマビエのやめれられない事なのだ。 これを2週間続けた時、それはいきなり終わりをむかえる。 いつものように侵入、閉店をむかえて売り上げ金をネコババしようとした時である。 バカップル店員の男にバレてしまった。 ぬいぐるみが減っているのに、売り上げ金がゼロ。そりゃバレる。 バカ店員　おまえか！とうとう捕まえた！お金どした？出せ！ アマビエ　ユニセフに募金してる！ バカみたいな店員　・・・・・ 少し気まずい空気になる。 バカらしい店員　警察につきだすから、おまえ名前は？ アマビエ　ウキウキボンバーや またも気まずい空気が流れる。 バカっプリン店員　じゃウキウキ、事務所こいや、ある程度話し聞いたら警察に連絡するから それに従い事務所に行く。 事務所には女の店員もいた。 事務所に入るやいなや、アマビエの目の前でいきなりイチャイチャし始めた。 アマビエはそれをみて、ムツゴロウさんのモノマネでそのバカップル達を物凄いディスった。 バカップル達はムツゴロウさんを知らなかったため無視してイチャつき、気が済むとアマビエにこう言った。 バカ店員　そこに乗れ アマビエ　うるせー鳥やろう！といいながら素直に従った。 そのある物とは。 それは ルンバである。そう自動掃除機、その上に乗ったのである。 アマビエは両手を伸びるグミ縛られ、両足をイカのあたりめで縛られた。 身動きがとれない。 そしてルンバが動き出す。 バカップル店員達はそれをみてゲラゲラと言い始めた。 笑ってるのではなくゲラゲラと言ってるだけ。 それを見たアマビエは怯え始めたフリをした。 それが2時間を過ぎた時、ルンバが悲鳴をあげ 回転し始めた。 ※ルンバの上に乗ることはやめましょう。 アマビエは高速回転するルンバにより気を失う。 店員たちはそれを止めようとしたが、あまりの高速回転。 それを止めることは出来なかった。 この時の回転の速さは音速を超えていた。 アマビエは回転していく中、絶命してしまう。 バカップル達はことの重大さを感じ、急いで警察、救急車を呼ぼうと電話をするが、 ルンバから聴いた事のない音がし始め、 まばゆい閃光とともにルンバは大爆発した。 音速を超えていたのもあり、激しい音と衝撃波の威力もプラスし、その爆発は半径2メートルにもおよんだ。 バカップル店員も爆死するという痛ましい出来事だった。 3匹が亡くなったこの悲しい出来事が世界に伝わり、取り扱い説明書を読む鳥達が３割増えたという。 悪い事をするとバチが当たるという事ですね♪