Water front robot：4 Surely tomorrow …（きっと、明日は）

Rapもポカポカ陽気に誘われて散歩に出かけました。 今日は、ウォーターフロントにしよう！！ そう思いながら土手に到着したところ・・・ そこには、ひとりぼっちでロボットが 座っていました。 ちょっと、ションボリしている様にも見えますね。 なるほど、 なんか失敗しちゃったんだって・・・ みんな、いろいろなことがあります。 生きてるんですもの。 こういう時は、「頑張って」って励ますのもいいんですが、 ただ、そっとそばに居て見守るってことも大切です。 大丈夫だよ・・・。 Rapはそう考えたようです。 そのうち、 ロボットが、ぼそっとつぶやきました。 「ありがとう」 Rapの気持ちがRobotに伝わったようです。 おやっ！？ 土手に咲いている黄色の花の上に・・・ 妖精が現れました。 でも・・・ だれも気がついていません。 だって、それは瞬きしたかしないかくらいの 一瞬の出来ごとだったからです。 この妖精たちは Beetonsの二人です。 ビスケットをかじっていますね。 黄色い花のうえで、ユラユラと風に揺られています。 あっ！ つえの先から何かがでましたよ。 ユラユラと・・・ 紫色の・・・ 何か煙のような・・・ それは ユラユラと・・・ ユラユラと・・・ Robotたちの方に向かっています。 おや！？ えっ！？ 紫のけむりが二人を包むと・・・ 一瞬、キラキラっと光ったように見えました。 グウォーン！！！ 何か聞こえませんでしたか？ そして・・・ Robotが立ち上がりました。 Rapも嬉しそう！！ さっきの音は、 歯車が回りはじめた時のもの・・・ だったのかも知れませんね。 きっと明日は・・・ Surely tomorrow …