以前noteで記事を書いていましたが、今回 

で6ブログが開設されましたのでこちらでアーティスト様ご紹介の記事を投稿します！ 

記事をご覧になり、記事作成のご依頼をいただきました。 

今回のご紹介アーティスト様は切り絵作家の梅田直人様です。 

実際に切り絵をしているところを拝見しましたがあっという間に出来上がる作品がとても素敵でした。 

構想中(以下：構)はじめまして。よろしくお願いいたします。 

梅田様（以下：梅）初めまして、よろしくお願いいたします。 

構：切り絵作家様でいらっしゃいますが、どのくらいの間なさっておられるのですか？ 

梅：私は元々小説家希望でした。ちいさな頃からずっと小説家になりたかった気持ちが強かったです。 小学生のころ、本を読みなさいと言われ、1年で80冊読破しました。読んでいるとやっぱり書きたくなってきます。 最終的にいくつか小説を出版しましたよ。ISBNを取得しているものもあります。

ですが、小説に関してはなかなか難しいと気付き、ひと区切りをつけました。 その区切りをつけた6年ほど前になるのですが、切り絵で作った一番最初の作品が世界的なコンテストMellow Art Awardで賞をいただいたのですよ。 

「Mellow」アプリを運営する株式会社MELLOWにて「Mellow Art Award 2020」が開催されました。

25以上の国・地域、約1万3千点の応募作品もの応募があったとのことです。

構：いきなりですか、始められてすぐに賞を受けるというのは素晴らしい才能の持ち主ですね。応募しようとしたきっかけはどのようなものですか。 

梅：当時お付き合いがあった美術関係の師匠が私の作品を観て勧められたので思い切って応募しました。 

構：師匠と言われる方に、梅田さんの作品をみて可能性を感じたのでしょうね、でないと師匠の立場もありますし、可能性を感じなければとても勧めてもらえないでしょう。拝見すると、Mellow Art Awardでは2年連続で受賞されているのですね。 

梅：2020年に特別賞、2021年に入賞です。応募総数1万3000点から選んでもらえたそうです。 

構：小説家から切り絵作家としての見事な転身ですね。ちょっとその二つに相関があるように感じられないですね。 そういえば新聞にも連載されていますよね。 

梅：月一回、津山朝日新聞という新聞で連載しています。 

構：期せずして、アートの方向に行くことによって、小説家としての執筆のお仕事もされることになったのですね。 

梅：やっぱり書くことが大好きなんです。HEXAの6ブログにも掲載を多くしていますよ。 

@HEXANFT 6ブログ梅田直人様ページ

https://nft.hexanft.com/users/5AVEvCx10yrqvC/blog

構：最近始まったHEXAでの新機能を存分に利用されていますね。 そういえばHEXAで作品を出品されていますが、本職の切り絵だけでなく抽象画も出品されていますね。 ずっと以前から絵を描いてこられたのですか？ 

梅：そうでもないです。最近ですよ。描くことは好きですが、本格的に勉強したとか職業にしようと思っていたことはないです。 切り絵に関してですが、実際にこの場でご覧になっていただけますか、そのほうがわかりやすいです。 

目の前で切り絵を実際に披露していただきました。 下絵もなく、速いスピードであっという間に蝶の作品を仕上げてくださいました。 実際の制作風景を拝見すると、やはりアーティストさんというものはイメージから物を産み出す力にたけているのだなぁと感心してしまいます。 

構：ブログを拝見すると岡山県津山市での活動が主のように感じました。そちらのご出身ですか？ 

梅：はい。ずっとそこで暮らしてきています。6年前に切り絵を始めるきっかけも岡山での出来事になります。 それから切り絵を始め、作品で賞をもらいそれがきっかけでボランティアで講師をしたのですが後に有料での教室を開けるようにもなりました。賞を受賞するというのはやはり重要でした。 教室を開き、生徒さんにたくさんお越しいただき、職業として切り絵をすることができるようになりました。 

切り絵教室では3歳から95歳まで生徒さんがおられます。子供さんには自由な発想があり楽しい作品を作ってくれます。高齢の方であっても手軽に趣味として作品を産み出せます。上手に鋏を使われますよ。 

構：職業も全く変わってしまうなんて6年前が本当の転機になったのですね。 

梅：そうですね。蝶の切り絵を始めた時がまさに転機となりました。ちょっと宗教的なお話になりますが、私は寅年の寅の月生まれで守り神が毘沙門天なのです。たまたま行った津山市内にある清眼寺様で毘沙門天がまつられており、そちらに行ったときに切り絵の世界が広がりました。とても縁を感じます。清眼寺様に行ったぐらいの頃に、図書館で美術史の本を借りまくったときに。マティスのカタツムリの切り絵作品を見た時にかなりの感銘を受けました。

早速、立体切り絵の本を借りてきて読み、徹夜で自分の作品を創りました。 夜が明けて朝になって作品の写真を撮り、当時の師匠に観てもらったらアワードに出してみたらと言ってもらえました。素直にお聴きして応募したら特別賞をいただきました。 

構：普通ならちょっと考えていいものを作ってからとか、スキルを上げてからとなりますよね。 

梅：私の名前、直人と書いているだけあって素直なんだろうなと思います。素直に応募しました。 

一つのエピソードとして、その美術の師匠が面白くて、最初、冗談で作品自体をにイギリスの大英帝国博物館に送ってみなよって言われたことがありました。 

梅：どうやって世の中作品を広げていこうか、世に出ていこうかという話をしていたんですよ。 

梅：送っちゃいなよって言われたので、ここでも真に受けて送っちゃいました。 

構：ほんとですか、結果は？！ 

構：ま、まぁ、そうですよね…。 でもそういった行動力があるからこそ、今に繋がっていることに間違いはないですね。そのマインドがある人が最終的に成功する、梅田さんの人となりがよくわかるエピソードですね。その師匠もかなり思い切ったことをおっしゃる方ですね。梅田さんという可能性のある方だからこそ提言されたのでしょう。その方はどのようなことをされている方なのですか？ 

梅：彼はもともと画商でした。それから銅版画家になっておられます。 

構：画商のような作品を観る眼がある方から観て、梅田さんの作品に可能性があることを見抜いたということですね。師匠から提言してもらったMellow Art Awardでは受賞に至っているわけですからね。受賞したときはどんな気分でしたか、びっくりしましたか？受賞する自信はありましたか？ 

梅：自信はあまりなかったです。冗談半分で送ったようなものなので。突如メールで結果をいただいたので、びっくりしたというほうが勝っていたような気がします。 

構：やっぱり才能があるんですよ。うらやましい。 

梅：ちょっと思ったのですが、選考委員の方には女性の方が多く、もしかしたら花という美しいものを作品にしていたことがよかったのかもしれないです。私が思うのですが、女性の方はやはり花がスキなのではないかなと思いました。 教室の生徒さんに女性が多いのですが、皆さんにどのような物を切り絵にしたいですかとお聴きしたら花とお答えいただくことが多いです。女性にとって花は身近に感じるものなのかもしれないですね。 

アーティスト様ご紹介記事　～梅田直人様～

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