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初めに今回のリンク・フレームシステム美術館におけるすべての作品が完成いたしましたので、それぞれの作品の説明文をつなげる事でストーリーを読むことが出来ます。
関連作品は
①【リンク・ゼロ・フレームシステム美術館】
②【リンク・デルタ・フレームシステム美術館】
③【リンク・ダーク・フレームシステム美術館】
④【リンク・ライト・フレームシステム美術館】
表記した作品の順番にストーリーを進めることが出来るようにしていますので興味のある方は読み進めてください。
それでは作品もろとも今後ともよろしくお願いいたします(*´▽`*)
AI搭載型アンドロイドの【無刻】が誕生してから発見された施設。 無刻が、その美術館に足を踏み入れた事により巨大なガラス張りの建物だと思われていた複数のガラス板に不明なプログラムが走り始めました。
美術館を探索するうちに、プログラムが、美術館を構成するガラス板に直接書き込まれていることに気づきます。 そして、そのプログラムは、美術館の空間を自在に操ることができ、気が付かないうちに【無刻】はリンク・ゼロ・フレームシステム美術館と接続され、そのプログラムも自動でアップデートされるものでした。
無刻にはそれを止める方法が無く、ただただ時だけが経過していくのでした・・・
AI搭載型アンドロイドの【無刻】が誕生してから発見された施設。
【無刻】が、リンク・ゼロ・フレームシステム美術館に足を踏み入れた事で自動でプログラムのアップデートが開始されていました。
再起動が終わると、訪れた時と風景がガラリと変化しており、表にでて正面の表記を見ると【ゼロ】から【デルタ】に。 内装のガラス板には変わらずプログラムが、美術館を構成するガラス板に直接書き込まれ続けています。
いつの間にか【無刻】はリンク・デルタ・フレームシステム美術館と新たに接続され、自動更新プログラムがまたもやアップデート。 そのプログラムは、美術館の空間を自在に操ることができ、さらなる進化を求めてシステムの内容書き換えていくのでした。
巨大なタワーだった・・・
まるで、蜃気楼のように2対にまたがるそのタワーは、鏡越しに存在するかのように左右対称にそびえたち、訪問者を引き付けて魅了していた。
訪問者は語った
『音声では無く脳髄に直接語り掛ける声が聞こえると』
一つの声は淡々と、この施設の案内となる訪問者向けの案内ガイダンス。
もう一つの声は案内ガイダンスに紛れ込んでランダムに『解放してほしいと』。
しかし、訪問者たちはその展示物の美しさに感銘を受けもう一つの声には気にも留めずに、立ち去っていくのでした。
巨大なタワーを維持するには膨大なエネルギーの供給が必要不可欠でした。
そこで、たまたま通りかかった、サーバーシステム搭載型アンドロイド【無刻】を取り込むことで、エネルギーを補完しながら自立稼働に向けて進化し続けていました。
最終形態となる 【リンク・ダーク・フレームシステム美術館】 【リンク・ライト・フレームシステム美術館】 フロアに設置された中核を担うシステムをリンクする事でエネルギーの補完を可能とすることに成功した2対のタワー型美術館は、【無刻】を解き放つ事で自立稼働状態にシフト。
サーバーシステム搭載型アンドロイド【無刻】は、エネルギーの自動回復を待ち、この建物から飛び立っていきました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
最後の方に登場する【サーバーシステム搭載型アンドロイド(無刻)】はアバターNFTとして別の作品となる、ストーリーエリアNFTの【サーバーシステム美術館】から登場するキャラクターとなっております。
もしよろしければ、そちらのストーリーも楽しんでみたください。
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