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【クリプトシアン 33号機】 ポートレートから派生したコレクションです。 最初はただ友達が欲しくてロボットを作っていた博士ですが、O木さんという助手がやってきて、町の人々と交流するうちに、次第にクリプトシアンを友情の証として開発していくようになりました。O木さんこそが友人だと気づいた博士は、地下研究室の天井に描いた青空にちなんで付けた名前に、一文字足しました。cryptOcyanのOはO木さんのオーです。 【第33話】 クリプトシアン開発にあたって集めた資料が研究所を圧迫し始めた。 「そろそろ整理したいですねえ」博士がぼやくが、そう言いつつも絶対やらないことをO木さんは知っている。 痺れを切らした方が片づける始末となっている今、二人はなんとか維持している動線を縫う様に移動し、開発していた。 (袋とじにつづく)
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